2010年11月27日土曜日

ひとのときを奪う、〇〇

下記は、私がmixi から本人の許可を得て転載するものです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ひとのときを奪う、JT

私が禁煙教育で子どもたちに話している私の体験談です。 

今から6年前に、10年ぶりに高校の同級生から電話がありました。同級生の一人が死んでしまったというのです。舌がんでした。舌がんは、喫煙以外の理由ではほとんど発生しないがんです。 

私は15歳から喫煙していましたから、その同級生とは、高校時代によく授業をサボって喫茶店でTVゲームをしながら喫煙していました。 
彼は、なかなかスマートで二枚目だったので、女の子たちにもてていました。渋谷で歩いていると、彼だけが女の子たちにナンパされて、私が取り残されてしまうこともありました。 

しかし、彼は結婚したのが遅かったらしいです。39歳で結婚したそうです。そして、40歳で、舌がんのために亡くなってしまいました。その時、3ヶ月の赤ちゃんがいたそうです。私は、彼と一緒にタバコを吸っていましたから、私が40歳で死んでいても、何の不思議もなかったはずです。 

私は、29歳で結婚しましたが、子どもができたのは、39歳のときでした。私はもっとたくさんの子どもが欲しいと思っていましたが、私自身が禁煙して5年たつまで子どもができませんでした。私は、子どもができないのは、妻のせいだと思っていました。本当は、子どもができなかったのは、私のタバコのせいだったかもしれません。タバコを吸っていたことを、とても後悔しています。 
そして、私の子どもと、彼の子どもは同級生です。 
私は、私の子どもを残して、彼と同じ、40歳で死んでいたかもしれません。 
タバコは、そういうものです。 
タバコは、未来を奪います。吸う人のだけではありません。その子どもの分までです。 


JTは、「ひとのときを想う」などと宣伝していますが、 
タバコは、人の時を奪います。

Posted via email from 卒煙目指して!

0 件のコメント:

コメントを投稿