AFPBBNews
「ケニー氏は「この結果は、特定の遺伝的変異をもった人びとが、たばこへの依存を発達させやすいことを説明するものだ」と指摘した。「彼らは、ニコチンの嫌悪感をもよおす部分に鈍感であるために、ニコチン習慣を獲得しやすいのだ」 」
ニコチン受容体にニコチンがくっつくとドーパミンが出て、快感をもたらし、依存症を形成します。ニコチン受容体をブロックしつつ、刺激するのがチャンピックスです。
今回、そのニコチン受容体の個人間の遺伝子の違いが、ニコチン依存症のなりやすさを決定していることが分かったわけです。薬剤の開発にもつながる研究です。今後の展開が期待されます。
<参考>
Nature
Habenular α5 nicotinic receptor subunit signalling controls nicotine intake
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature09797.html
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