アストラゼネカ
http://nexium.jp/trivia/03/index.html?adid=mrk_121026タバコはGERD (胃食道逆流症)の悪化要因になります。
GERDの症状としては、
「胸がやけつくような 感じ」
「胸が痛む、胃が痛む」
「のどや口まで酸っぱい ものがあがってくる」
「胃が もたれる、はる」
「食べるとものが つかえる感じ」
「食べたあと ムカムカする胸やけ、胸痛、つかえ感」などがあります。逆流性食道炎もGERDに含まれます。
<参考>
http://www.gerdsociety.com/GERD患者向け冊子_見開き080930.pdf『日本人223例を対象とした試験では、喫煙本数がGERD発症に関連する有意な因子であること、さらに喫煙本数が10本増えるとGERDになる確率が約1.5倍になると報告されています。1)
さらに、日本人GERD患者33例における12週の禁煙の効果を前向きに検討した結果、禁煙によりGERD症状とQOLが有意に改善することが示され、禁煙はGERDの治療戦略として有効である可能性が示唆されています。2)
喫煙による急性の影響では一過性LES弛緩の増加、また慢性的な喫煙習慣はLES圧低下を招き、逆流を引き起こすと考えられています。3)
また、ニコチンの長期摂取が消化管の防御システムを障害することがわかっていますが、タバコ煙に含まれる有害物質は血中の10倍以上の濃度で唾液に濃縮され、この唾液が上皮組織に接触することによって胃粘膜関門機能(胃酸、ペプシンから胃粘膜を守る防御システム)が低下することも報告されています。4)』
1)橋本博子ら.慈恵医大誌 119:77-85, 2004
2)Nakajima K, et al. Health 3: 677-683, 2011
3)Kahrilas PJ, et al. Gut 31: 4-10, 1990
4)Massarrat S. Arch Iranian Med 11: 203-305, 2008
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