2013年2月5日火曜日

受動喫煙対策も急務ー中川恵一・東京大付属病院准教授

Dr.中川のがんの時代を暮らす

受動喫煙対策も急務- 毎日jp(毎日新聞)

『喫煙はがんの原因のトップです。たばこがこの世からなくなれば、男性のがんの3割がなくなります。また「受動飲酒」はありませんが、たばこは受動喫煙でもがんが増えるため、「自業自得」だけではすみません。受動喫煙によって自らが望まない不本意な健康被害を受けるという点では、原発事故に近い性質を持つと言えるでしょう。実際、受動喫煙は年間100ミリシーベルト程度の被ばくに相当します。 』

 

たばこによる発がんは、白人の方が多い傾向にあることに対して、中川先生が仮説を述べられています。

 

可能性として日本人は受動喫煙の機会が欧米より多いことが考えられます。つまり、日本人の場合、本人がたばこを吸わなくても、日々の受動喫煙によってがんのリスクが高まってしまっているため、喫煙者との差が欧米ほどないというわけです。』

つまり、非喫煙者の肺がんのリスクが受動喫煙によって高まっているために、喫煙者の肺がんのリスクが相対的に低くなってしまうという考え方です。もちろん、仮説の段階ですが、ありうる話ですね。(禁煙センセイ)

 

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